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▪️JACKET:COLLETIN by ANATOMICA(54)
▪️TOPS : U.S.A.F.SHIRT - BRITISH OX by Arch(L)
▪️BOTTOMS:CHINO Ⅱ by ANATOMICA(34)
▪️SHOES:PUNCHED CAP TOE KID LEATHER by ALDEN(10D)
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イギリス人がブルーを纏うとき、それはただの色選びではない。
そこにあるのは、感情を表に出さず冷静さを保つ"抑制の美学"であり、王室や海軍に象徴される伝統と誇りへの敬意でもある。
濃紺のスーツは規律と格式を背負い、シャンブレーやデニムの青は働く者の矜持を示す。
ブルーは階級の両極にまたがりながらも、常に"誇り高き控えめさ"を宿している。
さらに「feeling blue」という言葉が示すように、憂鬱や孤独を受け止める内省的な強さも、この色に託される。
ブルーを纏うことは、静かに誇りを抱き、憂いを美学へと昇華させる、イギリス人らしい態度の表明なのだ。
Archの新しいU.S.A.F SHIRTには、1960年代にRoyal Army(イギリス陸軍)で採用されていたオフィサーシャツのオックスフォードをもとにした、オリジナルの生地が使用されている。
濃いブルーのこのシャツを纏えば、英国紳士が持つ誇り高いブルーアティチュードも同時に身につけられるはずだ。