<プロフィール>
身長 : 180cm
体重 : 80kg
年代 : 30代前半
<普段の着用サイズ>
トップス : Lサイズ〜XLサイズ
ボトムス : 34インチ〜36インチ
シューズ : 28.0cm〜28.5cm
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▪️COAT:SINGLE RAGLAN COAT Ⅰ GABARDINE BEIGE by ANATOMICA(50)
▪️VEST:SAGAN VEST ALSPORTS TWEED by ANATOMICA(L)
▪️TOPS : RICHARDS PULLOVER SEA MIST by JOHN SMEDLEY(XL)
▪️BOTTOMS:FRENCH COLONIAL TROUSERS MOLESKIN by Arch(L)
▪️SHOES:INDY BOOTS CHAMOIS by ALDEN(9HE)
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Archからの新作トラウザースは、紳士たるものの必需品であるグレートラウザース。
決してワイドパンツとは呼ばせない、絶妙なシルエットが美しい。
そうだ。グレーのスラックスは、ただの無地のパンツじゃない。
色の主張を抑え、光を受けてわずかに表情を変えるその“灰色”こそが、男の装いを最も美しく見せるための中庸の色だ。
どんなトップスとも衝突せず、どんな靴とも距離を置きながら寄り添う。
その懐の深さが、クラシックの核心にある。
センタープレスがつく直線は、流行に左右されない“線の美しさ”そのもの。
ウールの僅かなふくらみと落ち感が、歩くたびに静かな余韻を残す。
派手さはないのに、存在感は薄れない。控えめでいて、揺るぎない。クラシックとは本来そういうものだ。
グレーのスラックスは、ワードローブのなかで一番騒がない服であり、一番頼れる服でもある。
時代が何周しようと、この一本だけは真顔のまま、ずっと中心に立ち続ける。
コットンウールのモールスキンという目新しさは、きっと100年後のクラシックのど真ん中にあるだろう。