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▪️JACKET:SAVOYARDE by ANATOMICA(L)
▪️TOPS 1:HAWAIAN SHIRT ALOHA TOWER by ANATOMICA(L)
▪️TOPS 2 : WHITE TEE MADE IN USA by MSG & SONS (XL)
▪️BOTTOMS:314 BEAT by ANATOMICA(35)
▪️SHOES:PUNCHED CAP TOE KID LEATHER by ALDEN(10D)
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アロハシャツ。
これはただの南国シャツじゃない。
アロハシャツのアイコンとして名高いハンター・S・トンプソンは、言葉で戦い、アロハシャツで笑った。
政府もメディアも、大衆の正義すらも信じなかった彼にとって、
色あせたレーヨンのシャツは、笑いながら中指を立てるための戦闘服だった。
彼はその派手すぎる布切れに、
"常識への皮肉"と"自由への信仰"を縫い込んだ。
酒とドラッグとタイプライター、
ベトナム戦争のM65ジャケットの上に
平気で花柄のアロハを羽織って、
「まともじゃない世界にまともに抗うのは、狂っている者だけだ」
と目を細めて笑ってみせた。
「When the going gets weird, the weird turn pro」(世の中が狂った時、プロになるのは変人だ)
だからこそ、このアロハシャツを着る。
それはトンプソンの声を引用すること。
それは、「自分の目で見た真実に賭ける」という意志の表明。
それは、“正気を保つための、ちょっとした狂気”。
アロハシャツを着るときは、トンプソンのこの言葉を思い出してほしい。
そう、トンプソンはこう言っていた。
「Buy the ticket, take the ride」(チケットを買ったなら、あとは流れに身を任せろ)
世の中にちょっと楯突く旅の始まりには、
この一枚がちょうどいい。