<プロフィール>
身長 : 180cm
体重 : 80kg
年代 : 30代前半
<普段の着用サイズ>
トップス : Lサイズ〜XLサイズ
ボトムス : 34インチ〜36インチ
シューズ : 28.0cm〜28.5cm
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▪️JACKET:HOBEREAU GERMAN TWILL DUST by ANATOMICA(54)
▪️TOPS 1:BIG A CHAMBRAY by ANATOMICA(16)
▪️TOPS 2 : BB VEST SALT & PEPPER by ANATOMICA(44)
▪️BOTTOMS:1915 PANT NAVY by ANATOMICA(46)
▪️SHOES:PUNCHED CAP TOE KID LEATHER by ALDEN(10D)
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白のジャケットは、強靭なジャーマンツイルのワークジャケット。
通称ジャーマンレザーと呼ばれる代物である。
そう、だからこの布は最初からやさしくない。
硬く、重く、簡単には身体に馴染まない。
けれどそれは欠点ではない。
壊れないこと、持ちこたえること、役に立ち続けること。
ドイツ的美徳が、そのまま生地になった結果だ。
着るたびに感じるのは、
布が人に合わせるのではなく、
人が布に向き合うという関係。
すぐに快適さを与えない代わりに、時間をかけて信頼を返してくる。
このコットンツイルは、身体をなぞらない。
外側に輪郭をつくり、構造をまとう感覚を与える。
だから姿勢が正され、動きが意識される。
装飾ではなく、機能が形になった服だ。
いま、あえてこの布を選ぶということは、軽さや速さから距離を取ること。
消費より継続を、気分より信頼を選ぶこと。
ドイツのコットンツイルを着るという行為は、服に自分を委ねないという態度そのものだ。