ヘリンボーン生地は、右綾織の丈夫さと、左綾織のしなやかさの両方を兼ね備えた生地である。
さらには高級感のある生地としても知られているところだろう。
それもそのはずで、フランスのヴェルサイユ宮殿の戴冠の間の床は、ヘリンボーン状になっているのだ。
16世紀に建築されたヴェルサイユ宮殿は、ヘリンボーン床の発祥とも言われている。
そのころから200年以上経った時代には、兵士たちの身を守る衣服や、作業着としても広く使われる衣服の柄となっているのも面白い。
それにしても、形が似ているからといって、なぜニシンの骨なんて名前をつけたのだろうか…。
当時のフランスにおいては、ニシンが大衆魚であったそうだが、ネーミングセンスがギャグでしかないよなと思う。
JACKET:Vingage French Army
SHIRTS:R.A.F SHIRTS END OF END by Arch(L)
BOTTOMS:618 ORIGINAL by ANATOMICA(36)
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